こんにちは。
バリューションウェブスタジオの高橋です。

「ホームページは作ったけど、更新していない」
「特にトラブルもないし、そのまま放置している」

そんな方にこそお伝えしたいのが、“保守運用”の重要性です。
とくにWordPressを使ったホームページでは、
保守をしているかどうかが、安全性や成果を大きく左右します。

この記事では、ホームページ保守の役割や必要性を、
車のメンテナンスに例えながら、わかりやすく解説していきます。

ホームページ保守管理とは?

"ホームページ保守管理"とは、Webサイトを安全・快適・安定的に使い続けるためのメンテナンス作業全般を指します。

たとえば、次のような作業が含まれます:

  • WordPress本体やテーマ、プラグインの更新
  • セキュリティ対策や不正ログイン監視
  • データのバックアップと復元体制の構築
  • サイト表示スピードの最適化
  • フォームの動作確認や機能チェック
  • 軽微な画像・テキストの修正
  • アクセス状況やエラー発生のモニタリング

これらは、ユーザーの信頼を損なわないための“見えないインフラ”とも言えます。

なぜ保守管理が必要なのか?

■ セキュリティを守るため

WordPressは世界中で使われている人気のCMSですが、そのぶんサイバー攻撃の標的になりやすいのも事実です。

古いバージョンのまま放置されたプラグインやテーマには、脆弱性が潜んでいることが多く、
最悪の場合、マルウェア感染や個人情報の流出につながるリスクもあります。

実際に私の知り合いで、サイト乗っ取り被害に遭った方を何人か知っています。。


■ 安定した動作を維持するため

時間が経つにつれて、テーマやプラグインとWordPress本体の互換性が失われることがあります。
その結果、レイアウトが崩れたり、フォームが送信できなかったりといったトラブルが発生しがちです。

こうした不具合が続くと、知らないうちにビジネスチャンスを逃している可能性もあります。


■ SEO(検索順位)を維持するため

Googleはページの表示スピードモバイル対応の有無
SSL(https)対応といった技術的な要素も検索順位の評価対象としています。

表示エラーや読み込みの遅さを放置すると、検索結果で下がってしまう原因にもなりかねません。


■ ユーザー体験(UX)を改善するため

「スマホで文字が小さすぎる」「ボタンが押しにくい」「リンクが切れている」──
そんな状態では、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。

定期的な保守によって、使いやすさ・見やすさをアップデートし続けることが重要です。


■ トラブルに備えるため

ある日突然、サイトが真っ白に……
そんなとき、バックアップがなければ復旧は困難です。
最悪の場合、これまで積み上げてきた投稿やページがすべて消えてしまうことも。

こうした最悪の事態を防ぐには、日頃からのチェック体制とバックアップの確保が欠かせません。
トラブルが起きてから慌てるのではなく、“起きないように備える”のが保守の最大の目的です。

実際の保守内容とその効果

ホームページの保守管理といっても、実際にはどんな作業が含まれるのか?
ここでは、私たちバリューションウェブスタジオが提供している月額保守サービスを例に、
よく行われている保守作業とその目的をご紹介します。

■ セキュリティ強化・メンテナンス

  • セキュリティプラグインの導入・更新
  • 外部からの攻撃ログの監視
    → 攻撃の「侵入口」を減らし、事前にリスクをブロックします。

■ ログイン履歴の調査

  • 第三者による不審なログイン履歴がないかを定期的に確認
    → ハッキングの兆候を早期にキャッチできます。

■ バックアップ取得と復元準備

  • サイトデータを定期的にバックアップ
    → 万が一のデータ破損や誤操作があっても、すぐに元に戻せます。

■ キャッシュ処理・画像圧縮・データベース最適化

  • 表示速度の向上
    → ユーザーのストレスを減らし、SEO的にも有利に働きます。

■ 操作ミスを防ぐカスタマイズ設定

  • お客様が触れない方がいい部分に操作制限をかける
    →「更新したらレイアウトが崩れた」といった事故を防ぎます。

■ 操作に関する相談対応

  • 画像の差し替え方、ブログの投稿方法など日常の疑問をサポート
    → 安心してサイト運営が継続できます。

■ 軽微な修正(目安:月30分程度)

  • テキストの変更、画像差し替えなど小さな更新にも対応

■ WordPress・PHPなどシステムの更新

  • WordPress本体や使用テーマ、プラグインの更新
    → 最新の環境に保ち、動作エラーやセキュリティリスクを低減

■ アップデートによるエラー発生時の対応

  • 万が一、表示崩れやバグが起きた際には迅速に対応

■ 月次報告書の提出

  • 実施内容を毎月レポートとして提出
    →「ちゃんと保守されているのか分からない」という不安を解消

車のメンテナンスに例えると?

「今、特に問題ないし、別に保守しなくてもいいのでは?」

そう思った方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、ホームページも“車と同じ”です。
見た目がキレイで走れていても、中で故障の兆しが進んでいたら…突然止まってしまうかもしれません。

  • オイル交換=システム更新
  • 車検=セキュリティチェック
  • タイヤ点検=リンクやフォームの動作確認

どれも定期的に行うことで、“事故”や“トラブル”を防いでくれます。
そして、乗る人=サイトを使うユーザーが快適に、安心して使える状態を保つことができます。

保守管理は「コスト」ではなく「資産を守る投資」

ホームページは、あなたのビジネスの“24時間働く営業マン”です。

ですが、その営業マンが体調を崩していたり、古い情報ばかり話していたら…
信頼を失うどころか、ビジネスのチャンスそのものを逃してしまうかもしれません。

だからこそ、保守管理を“コスト”ではなく、
大切な資産を守る“投資”として捉えることが重要です。

  • 安全に運用されている
  • トラブル時にも迅速に復旧できる
  • ユーザーが使いやすい状態が保たれている
  • 長く信頼を得られるホームページになる

これらすべてが、保守によって支えられている価値なのです。

まずは自社のホームページの“今”をチェックしましょう

「うちのサイト、特にトラブルもないし大丈夫」と思っていても、
気づかないうちに表示崩れしていたり、セキュリティが弱くなっていたりするケースもあります。

まずは現状を一緒にチェックしてみませんか?

お客様の状況に合わせた保守プランのご提案も可能ですので、
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

▶無料相談はこちらから

この記事を書いた人

高橋 雄太(たかはし ゆうた)の写真

高橋 雄太(たかはし ゆうた)

バリューションウェブスタジオ代表|ホームページ制作・SEO・MEO対策アドバイザー

栃木県宇都宮市を拠点に、中小企業や個人事業主向けのホームページ制作を数多く手がける。
WordPressのテンプレート制作を軸に、「速くて、安くて、効果の出るWebサイト」を提供。
また、SEOやGoogleマップを活用したローカル集客支援にも強みを持つ。