こんにちは!
バリューションウェブスタジオの高橋です。
「ホームページを自分で作成して、コストを抑えたい」
「業者に頼む前に、まずは試してみたい」
そう考えて調べている方に向けて、この記事では
WordPressでホームページを“自作”するための具体的なステップを解説します。
最近では自作できる環境は整っていますが、
「意外と大変だった」「思っていたより時間がかかる…」という声も多数。
そこで本記事では、
単なる作り方の説明にとどまらず、よくあるつまずき・落とし穴も丁寧に解説。
最終的に「プロに頼むべきかどうか」の判断にも役立つ内容になっています。
ホームページは自作できる時代
今ではコードが書けなくてもホームページが作れる時代。
中でも人気なのが 「WordPress」。
世界シェアNo.1のCMSであり、以下のようなメリットがあります。
- 無料でスタートできる(※有料テーマあり)
- カスタマイズ性が高い
- 使い方の情報がネット上に豊富
ただし、自由度が高い=設定や設計が複雑になりやすいということでもあります。
「手軽に作れる」と思っていると、途中で挫折するケースも多いのです。
以下の記事も併せてご覧ください。
▶【徹底比較】自作 vs プロに依頼|ホームページ制作はどちらがおすすめ?
【手順①】ドメインとサーバーを契約する
まずは、ホームページの“土台”を整えましょう。
この段階では、以下2つの契約が必要です。
- ドメイン:
インターネット上の「住所」
(例):example.com や valution.jp など - サーバー:
ホームページのデータを保管する「土地」
これらが揃って、初めて“建物(ホームページ)”を立てられる状態になります。
「でも、どこのサーバーを選べばいいのかわからない…」
そんな方には、迷ったら「エックスサーバー」一択です。
理由や詳細については、以下の記事で詳しく解説しています。▼
▶︎【実績と安心】ドメイン・サーバーはエックスサーバーがおすすめな5つの理由
【手順②】WordPressをインストールする
サーバー契約後は、管理画面から
「WordPressの簡単インストール機能」を使って数クリックで完了します。
複雑な作業は一切不要。
インストール方法については、以下に参考リンクを貼っておきます。
【手順③】テーマ(テンプレート)を選ぶ
WordPressでホームページを自作する際、
見た目の印象を決める重要な要素が「テーマ(テンプレート)」です。
選ぶテーマ次第で、
「プロっぽく見えるか」「違和感があるか」 が分かれてしまうと言っても過言ではありません。
■ 無料テーマ(一例)
- Cocoon
無料とは思えないほど多機能。ブログ向けに強く、日本語対応で初心者にも人気。 - Lightning
ビジネス向けの設計がしっかりされていて、法人サイトなどにも応用できます。
ただし無料テーマには限界もあります。
デザインの自由度が低く、調整しようとすると結局コードの知識が必要になる場面も。
■ 有料テーマ(¥10,000〜¥50,000)
- SWELL
直感的に操作でき、デザインのクオリティも非常に高い。
ユーザー数も多く、初心者〜中級者に人気。 - THE THOR
SEO対策に特化しており、アフィリエイトや集客型サイトにおすすめ。 - TCDシリーズ
見た目がとにかく美しく、業種ごとに用意されたラインナップが豊富。
ただし価格帯は高め(3万〜5万)。
■テーマ選びで失敗しないために
「どれも良さそうで決めきれない…」という方は、
以下のような視点で選ぶと失敗が少なくなります。
- 使用目的に合っているか(ブログ/店舗サイト/企業サイトなど)
- 更新や運用のしやすさ(管理画面の使いやすさ)
- スマホ表示・SEO対策ができているか
- カスタマイズがどこまで可能か
とくに“ビジネス用途”でホームページを作る場合は、
有料テーマを選んだほうが安全です。
なぜなら、有料テーマのほうが最初からデザインが整っており、
「プロっぽさ」や「信頼感」を出すためのパーツが揃っているからです。
テーマ選びに悩んだときの参考記事はこちら▼
▶︎【徹底比較】テンプレート制作の魅力とフルスクラッチとの違いとは?
【手順④】色・フォント・レイアウトを整える
テーマを選んだ後は、いよいよデザインの微調整へ。
この工程、一見シンプルそうに見えて実は多くの方がつまずきます。
- 配色がバラバラで安っぽく見える
- フォントが読みにくい
- 画像や余白のバランスが悪くて見づらい
- “なんとなく素人感”が拭えない
特にビジネス用ホームページではこの“見た目の印象”が大きく影響します。
「この会社、大丈夫かな?」と信頼性を損なう要因にもなり得ます。
【手順⑤】必要なページを作成する
最低限、以下のページがあると信頼される構成になります。
- トップページ
- サービス紹介ページ
- 会社案内/プロフィール
- お問い合わせフォーム
- プライバシーポリシー/サイトマップ
ホームページ制作の基本ステップの詳細は以下をご覧ください。
▶【初心者向け】ホームページ制作の基本ステップとは?
【手順⑥】SEO対策・スマホ対応・表示速度の確認
ホームページは作って終わりではなく、見つけてもらって初めて意味があります。
そのため、以下の項目も必須です。
- タイトル・ディスクリプション設定
- スマホ最適化(レスポンシブ対応)
- 画像圧縮・キャッシュ活用による高速表示
- SNS連携やMEO連携
これらの施策が不十分だと、
露出が上がらず、せっかく作ったのに誰にも見られない状態に…。
▶ 【SEO対策】検索されるホームページに必要な要素とは
自作したあとに多い“後悔とトラブル”
「やっぱりプロに頼めばよかった…」と感じる方の主な理由はこちら。
- カスタマイズにプログラミングが必要だった
- レイアウトが思うように調整できない
- スマホ表示やSEOが難しく挫折
- 無料サービスに広告が出る or 機能制限がある
- セキュリティ対策が甘く、最悪サイトを乗っ取られることも
まとめ|自作も可能だが、目的に応じて判断を
- ホームページの自作はコストを抑える手段として現実的
- 無料サービスには広告表示や機能制限などの注意点あり
- WordPressなら拡張性や将来性もあるが、運用には一定の知識が必要
- デザインなど、素人感が出ると集客に響く
「目的をしっかりと達成できるホームページを持つこと」を基準に、
自作とプロへの依頼を判断することが重要です。
以下の記事で、改めて自作すべきかプロに任せるべきかを決められると良いかと思います。
▶【徹底比較】自作 vs プロに依頼|ホームページ制作はどちらがおすすめ?
バリューションウェブスタジオでは、自作途中のご相談や部分的なサポートも可能です。
ホームページ制作でお悩みの際はお気軽にご相談ください。