こんにちは!栃木県宇都宮市でホームページ制作スタジオ「バリューションウェブスタジオ」を運営している高橋です。

ホームページ制作を検討する際、「一体いくらかかるんだろう?」 という費用に関する疑問は、多くの方が最初に抱える悩みではないでしょうか。料金体系は制作会社や依頼内容によって様々で、分かりにくいと感じる方も少なくありません。

しかし、費用相場やその内訳を知らないまま依頼してしまうと、「思ったより高額になった」「安かろう悪かろうで失敗した…」といったことにもなりかねません。

この記事でわかること

  • ホームページ制作費用の主な内訳(何にお金がかかるか)
  • サイトの種類別(コーポレート、LP、EC等)の費用相場
  • 追加したい機能別の費用目安
  • 依頼先(制作会社、フリーランス、自作)による費用と特徴の違い
  • ホームページ制作費用を賢く抑えるコツと注意点

この記事では、ホームページ制作にかかる費用の相場はもちろん、何にどれくらいの費用がかかるのかという「内訳」サイトの種類や追加したい機能による料金の違い、そしてどこに依頼するかで費用がどう変わるのかまで、徹底的に分析・解説していきます。

この記事を読めば、あなたの作りたいホームページの適正な費用感がわかり、納得感のある予算計画と、失敗しない制作会社選びができるようになります。ぜひ最後までご覧ください。

1. ホームページ制作費用は何で決まる?主な内訳を表で解説

ホームページ制作の費用は、様々な要素の積み重ねで決まります。まずは、一般的な費用の内訳を表で見ていきましょう。何に費用がかかっているのかを知ることで、見積もり内容の理解度が深まります。

費用項目主な作業内容・説明費用への影響度
企画・ディレクション費目的ヒアリング、ターゲット設定、構成案作成、進行管理など。サイトの成果を左右する重要な工程中〜高
デザイン費サイト全体の見た目、ロゴ、バナー、各ページレイアウトのデザイン。オリジナルかテンプレート活用か、ページ数で変動。中〜高
コーディング費デザインを基にHTML/CSS/JavaScript等で構築。ページ数、アニメーション実装、レスポンシブ対応の有無で変動。中〜高
CMS構築費WordPress等のCMS導入・設定。テーマカスタマイズ度合いで変動。(WordPressでの自作方法はこちら
コンテンツ作成費 (※)サイト内の文章ライティング、写真・動画撮影/選定。自社で用意すれば削減可能だが、プロ依頼で質向上も。中〜高
諸経費 (サーバー・ドメイン代)サイト公開・維持に必要なサーバー(土地)・ドメイン(住所)費用。月額/年額の維持費が発生。(ドメイン・サーバー選びはこちら低〜中
諸経費 (その他)有料テーマ/プラグインのライセンス費用、外部ツール連携費など。低〜中

※コンテンツ作成費は、制作費に含まずオプション扱いとなるケースも多いです。

これらの項目が、制作するホームページの規模や内容によって変動し、最終的な見積もり金額となります。 ホームページ制作で使われる専門用語については下記の記事で詳細に解説しています。

2. 【サイトの種類別】ホームページ制作の費用相場

ホームページと一言で言っても、その目的や規模によって種類は様々です。ここでは代表的なサイトの種類別に、おおよその費用相場を表にまとめました。

サイトの種類主な目的ページ数目安費用相場 (※)備考
コーポレートサイト (中小企業)会社案内、信頼性向上、ブランディング、採用情報発信5〜15ページ30万円 〜 100万円デザイン、ブログ有無で変動。
ランディングページ (LP)商品/サービス紹介、問い合わせ/資料請求獲得1ページ10万円 〜 60万円デザイン、構成、マーケティング要素で変動大。
ECサイト (小規模ASP)商品販売、オンライン決済10〜30ページ30万円 〜 100万円BASE, Shopify等のプラットフォーム利用前提。商品登録数などで変動。
ECサイト (中規模WP等)商品販売、オンライン決済30ページ〜80万円 〜 300万円WordPress+WooCommerce等。カスタマイズ度で変動。
オウンドメディア (ブログサイト)情報発信による集客、ファン獲得10ページ〜30万円 〜 150万円デザイン、SEO内部対策の作り込みで変動。記事作成費は別途。
リクルートサイト (採用サイト)求職者への情報提供、応募獲得5〜10ページ40万円 〜 120万円デザイン、コンテンツ(写真/動画)の質が重要。

※あくまで目安です。搭載する機能やデザインの複雑さによって費用は大きく変動します。 どのようなホームページが集客につながるかについては、集客に強いHPの作り方記事も参考にしてください。

3. 【機能別】追加でかかる費用相場の目安

基本的なホームページに加えて、特定の機能を追加したい場合、別途費用が発生することが一般的です。よくある追加機能とその費用相場を表で見てみましょう。

追加機能概要追加費用相場 (※)備考
高機能なお問い合わせフォーム項目多数、自動返信カスタマイズ、外部ツール連携など+1万円〜5万円基本フォームは制作費内が多い
ブログ(投稿)機能デザインカスタマイズ、カテゴリ設定、関連記事表示など+3万円〜10万円基本的な実装は費用内が多い
会員登録・ログイン機能限定コンテンツ提供、顧客管理など+10万円〜50万円以上実装の複雑さによる
予約システム連携外部予約システム連携、カレンダー表示など+3万円〜15万円システム利用料別途
決済機能ECサイト以外への導入(サービス申込など)+5万円〜20万円決済代行サービス利用料別途
多言語対応機能日本語以外の言語対応+5万円〜20万円翻訳作業費は別途
SEO対策(初期設定以上)キーワード調査、競合分析、コンテンツコンサルなど+3万円〜10万円 or 月額
独自アニメーションこだわりの動きや演出の実装+3万円〜複雑さによる
絞り込み検索機能不動産サイトや求人サイトのような検索機能+5万円〜30万円以上複雑さによる
ロゴ・写真・動画制作オリジナル素材の作成依頼別途見積もり素材を自前で用意すれば不要

※費用は機能の複雑さやカスタマイズ度合いによって大きく変動します。

これらの機能は、ホームページの目的達成に役立つ反面、費用も大きく変動させる要因となります。本当に必要な機能かをよく検討することが大切です。

4. 【依頼先別】ホームページ制作の費用相場と特徴

ホームページ制作を依頼できる相手は、大きく分けて制作会社(大手・中小)、フリーランス、そして自作という選択肢があります。依頼先によって費用相場や特徴が異なります。

依頼先費用相場 (目安)メリットデメリット向いているケース
大手制作会社100万円〜数百万円以上実績豊富、大規模対応可、戦略から相談可、品質・サポート安定高額、期間長め、小回り利きにくい場合あり大企業、複雑なシステム連携、大規模プロモーション
中小制作会社・Webスタジオ (※当スタジオ含む)30万円〜150万円大手より安価、小回り・柔軟な対応、専門分野に強み、コミュニケーション密会社による品質差、超大規模案件不可の場合あり中小企業、個人事業主、目的達成重視、費用対効果重視 (当スタジオの強み)
フリーランス10万円〜80万円費用を抑えやすい、直接制作者とやり取り、特定スキル特化スキル・実績にばらつき大、連絡途絶リスク、サポート不安、対応範囲限定の場合あり予算最優先、小規模サイト、特定作業のみ依頼
自作 (ツール/WordPress)0円〜年間数万円制作費ほぼゼロ、自由に更新可、Webスキル習得時間・学習コスト大、デザイン/機能限界、SEO/セキュリティ難、本業圧迫リスクまずは無料試用、簡単サイトでOK、Web学習意欲あり

「どこに頼むか」は、予算だけでなく、求める品質、サポート体制、コミュニケーションの取りやすさなどを総合的に判断しましょう。

依頼先ごとの比較や選び方については下記の記事で詳細に解説しています。

発注の基本的な流れを知りたい方は下記の記事で詳細に解説しています。

5. ホームページ制作費用を賢く抑えるコツと注意点

できるだけ費用を抑えたい、と考えるのは当然です。ここでは、賢く費用を抑えるためのコツと、注意点をお伝えします。

コツ① 目的と必要な機能を明確にする

「あれもこれも」と機能を詰め込むと費用は膨らみます。「本当に必要な機能は何か?」を絞り込むことが重要です。

コツ② テンプレートや既存テーマを活用する

完全オリジナルデザインにこだわらなければ、質の高いテンプレートを活用することでデザイン費やコーディング費を抑えられます。カスタマイズで独自性を出すことも可能です。(テンプレートとフルスクラッチの違いはこちらの記事で解説しています)

コツ③ 素材(文章・写真)を自分で用意する

コンテンツ作成費は大きな割合を占めることがあります。可能な範囲で文章や写真を用意できれば、費用削減につながります。

コツ④ 相見積もりを取る

複数の制作会社やフリーランスから見積もりを取り、内容と金額を比較検討しましょう。ただし、安さだけで決めないことが重要です。

コツ⑤ 補助金・助成金を活用する

「ものづくり補助金」や「小規模事業者持続化補助金」など、ホームページ制作に活用できる制度があります。対象となるか調べてみましょう。

💡 IT導入補助金について

2025年現在、ホームページ作成に関する費用は、IT導入補助金の対象外となっています。この補助金は、業務効率化やインボイス制度への対応を目的としたITツール導入を支援するものであり、単に企業情報を掲載するホームページは、補助対象とは認められていません。

また、2023年度まではECサイト制作も対象でしたが、2024年度からは除外されています。
申請を検討している方は、制度の最新情報を必ずご確認ください。

宇都宮市周辺で使える補助金については下記の記事で解説しています。

要注意!安すぎるホームページ制作見積もりの落とし穴

相場と比べて極端に安い見積もりには、魅力的に見える反面、思わぬリスクが潜んでいる可能性があります。契約前に必ず以下の点を確認し、慎重に判断しましょう。

  • 後から高額な追加費用が発生するリスク
    • 初期費用が安くても、「〇〇は別途費用」「修正は〇回まで、以降は有料」といった条件で、最終的に高額になるケースがあります。
  • 品質が低い可能性
    • 安さの背景に、テンプレートをそのまま使うだけで独自性がなかったり、スマホ対応が不十分だったり、あるいはスキルや経験が不足している担当者による制作などが考えられます。制作実績をしっかり確認し、品質を見極めることが重要です。
  • サポート体制が不十分なリスク
    • 「作って終わり」で、公開後のバグ修正や操作方法の質問に対応してくれない、あるいは連絡が取りにくくなるケースがあります。
  • 月額料金制プランの注意点:
    • 「初期費用0円」などを謳う月額制プランの中には、長期のリース契約やサイト所有権に関する問題など、契約内容に注意が必要なケースがあります。詳しくは以下の記事で解説していますので、必ずご確認ください。

契約前のチェックポイント

安さだけで飛びつかず、見積もり内容の詳細(何が含まれ、何が含まれないか)をしっかり確認し、不明点は必ず質問しましょう。 安易な選択が失敗につながることもあります。(ホームページ制作全般でやってはいけないことは上記関連記事をご参照ください)

また、ホームページは公開後の保守管理も重要です。初期費用だけでなく、保守サポートの内容と費用も含めて総合的に比較検討することが、後悔しないホームページ制作の鍵です。(保守管理の重要性は以下で解説しています)

安さだけで飛びつかず、サービス内容、品質、サポート、契約条件を総合的に比較検討することが、後悔しないホームページ制作の鍵です。

6. まとめ:費用対効果を見極め、最適なHP制作を

ホームページ制作の費用は様々ですが、内訳を理解し、目的と予算に合った依頼先を選び、費用対効果を見極めることが重要です。

私たちバリューションウェブスタジオ(栃木県宇都宮市拠点・全国対応)は、費用対効果を最大化することに注力しています。WordPress構築質の高いテンプレート活用に特化することで、コストを抑えながらデザイン・機能・成果(集客)を両立するプランをご提供します。

【料金例】

ホームページ制作:248,000円(税込)
保守・管理プラン:月額10,000円(税込)

MEO対策や運用のご相談も、必要な分だけオプションで柔軟に対応可能です。お見積もりは明確にご提示しますのでご安心ください。

ホームページ制作で最も大切なのは「いくらかかるか」よりも「何を叶えたいか」。当スタジオでは、その目的設定・設計段階からお客様に寄り添い、最適なプランをご提案いたします。

「費用感を知りたい」「目的を相談したい」「費用対効果の高い制作会社を探している」 そんな方は、まずはお気軽にご相談ください。無理な営業は一切いたしません。

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この記事を書いた人

バリューションウェブスタジオ代表:高橋 雄太の写真

高橋 雄太(たかはし ゆうた)

バリューションウェブスタジオ代表|HP制作・SEO・MEO対策アドバイザー

栃木県宇都宮市を拠点に、中小企業や個人事業主向けのホームページ制作を数多く手がける。WordPress のテンプレート制作を軸に、「速くて、安くて、効果の出る Web サイト」を提供。また、SEO や Google マップを活用したローカル集客支援にも強みを持つ。